参考レシピ ドイツ菓子大全 技術監修 安藤 明
ユーハイムの製菓マイスターである安藤 明さん監修の本。参考レシピ 神戸スイーツ学会 第3回定例研究会 - 手作りバウムクーヘンの記録の講師の人。以前読んだドイツ菓子の本よりも内容が濃い。
基本のバウムクーヘン
材料(カッコ内はバター120g換算)
バウムクーヘンの基本配合はバター1:砂糖1:粉1:卵2。
バウムクーヘンマッセ
仕上げ
- あんずジャム…温める
- グラズーワ…粉糖600g(24g)にラム酒160g(6.4g)を加えて溶く
生地を作る
製法…別立て法
出来上がり生地温度…28℃
卵白を泡立てる
- 卵白をほぐし上白糖全量を一度に加えて泡立て始める。砂糖を最初に加えると泡立つまでに時間がかかるが、気泡のこまかいしっかりしたアイシュネー(メレンゲのこと)になる。
- 十分なボリュームに泡立つまで高速で泡立てる
- ボリュームが出たら速度を落とし泡を引き締める
- 出来上がりの目安はホイッパーを持ち上げたらぴんと泡の角が立つこと
バターを泡立てる
- 卵白を泡立てるのと同時にバターを泡立て始める。バターがやわらかくなったらマジパンローマッセを少しずつ加える。
- 1にレモンの皮、塩、バニラビーンズを加える
- 2をダマがなくなり白っぽくなるまで混ぜ合わせる。よく混ぜ合わさったらラム酒の半分を加える。
- 小麦澱粉の半分を加えてさらに混ぜる
- 残りのラム酒をすべて加えて混ぜる。
- 残りの小麦澱粉を加える。この時点で生地温度が低い場合はバーナーで加温する。
- 卵黄を少しずつ加える。卵黄の温度が低いと生地温度が下がるので、適宜加温し、28~29℃を維持する(室温も考慮する)。
- 乳化させながら卵黄を少しずつ加え、全量を混ぜ合わせる。
- バター生地はきれいな艶が出て、ふんわりとしたポマード状になればよい。
生地作りのポイント
生地温度の管理
バターと卵黄の温度が低いと生地の出来上がり温度も低くなり、火が通りにくく落下しやすくなる。攪拌後に加温するだけでは十分な空気を取り込むことができないので、攪拌前の素材温度にも気を付ける。
バウムクーヘン ザルツヴェーデル
自分用メモ
バウムクーヘン ドレスデン
自分用メモ
- 共立て法(今はドレスデンも別立てらしい)
- 溶かしバターを使う
- マジパンローマッセではなくアーモンドパウダーを使う
- カステラ風の仕上がりになる
準備
- 小麦粉、小麦澱粉、アーモンドパウダーは合わせる
生地を作る
製法…別立て法
出来上がり生地温度…35~37℃
以下省略
バウムクーヘン マイスター安藤オリジナル
自分用メモ
- バターに対して卵が多め
- 薄力粉と小麦澱粉を減らしてアーモンドパウダーに置き換えている
- フラワーバッター法
材料(カッコ内はバター120g換算)
生地を作る
バターを泡立てる
焼成
省略